アイデアをできる限り迅速に形にする
一般的にシステム開発は時間がかかるものだと思われています。しかしながらシステム化の範囲をある特定の部分だけに絞ることで、迅速にリリースをすることが可能になるケースがあります。開発に時間がかかるものの例としては、経理や営業、発注など会社でビジネスを行うための基盤となるような業務をカバーするようなシステムです。これらはステークホルダーも多く、要件や開発規模の調整にも時間がかかります。さらにある程度全体の納得感を得るために機能も本来必要であるものからすると過多になりがちになり、その分見積もりも増え、その結果決裁までにさらに時間を要することになります。プロジェクトが開始されるよりも前から長く時間がかかってしまいます。
一方、時間がかからないのはどのようなものなのでしょうか。それは特定の1業務に特化したものになります。例えば、以下のようなものがあります。
- コールセンターで受電した声を感情分析し、「怒り」が観測された場合はアラートを出す
- あるシステムで案件が成約になったことをトリガーとして、関係者に通知を出す
- 相手の理解できる言語に自動で翻訳する多言語対応の社内チャットを作る
- 住所をメールで送ると、返信でその住所に関する情報が自動で返信される
このようなものは社内のちょっとしたアイデアから生まれたりするものです。このアイデアを様々なサービスを組み合わせることでできる限り迅速にリリースします。
システムを作った結果どうなるのか
これらが実際にリリースされると、社内の雰囲気は大きく変わるものです。今まで地道な作業を時間をかけてしなければならなくなったのが、システム化によって状況が大きく変わるからです。これは社内で今後大きなシステムを導入する予定がある場合、社内をまとめるのに有効になるかもしれません。
うまくいった場合、そのシステムをさらに機能を充実させたり、他システムとの連携をさせたり、はたまたそれを SaaS として外部に提供したりすることもあり得ます。
実際の進め方
まずはお問い合わせフォームからお問い合わせください。
その上で一度会議を開催させていただき、両者で同意が得られれば契約となります。契約は準委任契約として、期間は1カ月以上とします。
契約後、事前にいただいた内容からコアの部分だけをシステム化します。1~2週間ごとに作成したシステムをレビューしていただき、フィードバックを元に随時修正・機能追加していきます。これはマーケティングで実施されている A/B テストに似た開発になります。お客様からいただいたアイデアを形にするというプロセスを繰り返すことで本当に必要なものを作り上げていく開発です。
途中で全く別のアイデアが出てくることもあるでしょう。その場合も、ピボットはいつでも可能です。 小さなシステムのリリースを繰り返して、最終的には大きな仕組みになる。そのための一歩としてまずはアイデアを形にすることから始めてみませんか?
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