クラウドを前提としたシステム化
現在、シェアハウスやシェアカー、シェアバイクなどシェアリングエコノミーが花盛りです。その源流はやはり AWS や Azure、Google Cloud Platform などのクラウドプラットフォームになるでしょう。これらはこれまで自社で持っていたサーバをシェアすることで必要なその場で、使った分だけの費用で利用することができるようになりました。
今、もし新規にサーバ購入を検討されている場合、以下の条件に当てはまらない場合は、クラウドプラットフォームを利用することをおすすめします。
- すでにサーバが存在し、そのサーバをメンテナンスできる人物がおり、今後特に追加・変更の要件もない
- 契約や定款等で自社サーバを使わざるを得ない場合
- インターネットに接続させず社内だけからのみアクセスさせる必要がある場合
- 自社で独自のデータセンターを構築するほうがクラウドよりも優れている場合
各クラウドプラットフォームは日々改善・新機能リリースを繰り返しており、クラウドベースのほうが良いケースはますます増えています。 またクラウドは使った分だけ支払う、すぐに利用できるというメリットがあるため、最初に大きな買い物をしたり、納品や設定に時間がかかることもありません。 システム化をするといっても使うのは人間です。システムを開発したからと言って必ず成功するわけではないことは事実です。そういったリスクを織り込み、最小限のコストでいつでも柔軟に変更できるように、または開発をストップできるようにすることがクラウドなら可能です。
クラウドが一般的になって 10 年以上が経過し、クラウドネイティブな開発者も増えました。その間に一般企業だけでなく、金融機関や日米の政府もクラウドプラットフォームを利用しています。セキュリティ問題に対処する策はいくつもあります。継続的な成長にはクラウドは欠かせないと判断し、弊社ではクラウドを前提としたご相談を承っております。
ご相談の例
現在動いているシステムをリプレースしたい
過去に自社で開発したシステムをお持ちの場合、開発に関わったメンバーがすでにいなくなり、システムの詳細を誰も把握していないケースはよくあります。しかしながら会社の業務は社会の変化を受けて常に変わっていきます。しかしそのシステムは何かしら手を加えないと変わることはありません。新しい機能が必要になったとしても対応はできません。しかも今まで使ってきているため急に使わないということも考えることもできません。
このような場合、当社では御社の状況を把握し、解決するための最適なリプレース方法を提案致します。
Excel ベースで動いている業務をシステム化したい
Excel が会社にとって重要なシステムであることは疑いがありません。IT 会社でも内部は実は Excel で管理されているということもよくあります。それは Excel があまりに優秀で何でも簡単にできてしまうからです。しかし、その簡単さ・便利さ故に個々人の「秘伝のたれ」と呼ばれるような門外不出の Excel たちが跋扈します。またそのブラックボックス化した Excel を知る人物が必要以上の権力を持つケースもあるかもしれません。
このような場合、御社の状況および予算から独自システムの構築の提案だけでなく、クラウドサービスを活用したソリューションも提案します。
RFP 作成を作成したい
すでにシステム構築をすると決断された場合、次にするべきことは RFP(Request for Proposal)の作成になります。RFP を作成し、複数のベンダーとコンペを行います。RFP を作るにはシステムに関する経験がないと要件が不明確なままになったり、過大な要件を記載してしまったりします。そうすると開発コストが増えて提案金額が当初の予定よりも大幅に大きくなり、また出来上がった際に期待した内容から離れてしまうことにつながります。
このような場合、最終的なコストと要件を天秤にかけながら適切な RFP の作成を支援します。
とにかく早くシステム化したい
独自のシステム構築を行うと早くても3カ月、規模次第では1年以上かかることもあります。またパッケージを使ったとしてもアドオン開発が多ければその分時間もコストもかかります。しかし現場からは早くシステム化したいという要望を受けることがあります。
このような場合、要件を整理したうえで、既存のサービスを最適な形で組み合わせて迅速なシステム化を目指します。
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